Hello!!!!!! Buona tavola Tricolore ボナ タボラ トリコローレ

岐阜県大垣市にあるイタリアンベースの美味しいお食事とワインのお店です。

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第45話

第43話
第44話

「たける。俺今日、1日厨房にいてもいいか?」

たけるは、俺の方を向きパンをほおばりながら頷く。
「もちろんさ。ずっといてくれよな。」
たけるは、やっと口を開いた。
「じゃあ、せっかくだから、お言葉に甘えていろいろ手伝って…」
と話し始めた時、何か気付いたかの様に、握ったフォークをそっとテーブルに置いた。
一瞬の間がありそしてまたフォークを持ち替えて話し始めた。

「じゃあいろいろ手伝ってよ。

今日は何をしようかな?とりあえず朝はパテの整形しないといけないんだ。
それよりこのオムレツ最高だな。ふんわり感がちょうどいいよ。」

そしてたけるはどこかぎこちなく皿を口に傾け、残りのサラダとオムレツを流し込む様に口に移した。


「さあさあ仕事仕事」
と、たけるは休む間もなく厨房に向かった。

食器を片付け手を洗い、朝の仕込みをたけるに尋ねた。
「それじゃあ、大河はパテを75グラムずつ整形してくれないか?俺は、まず客席を掃除してくるよ。」
パテの厚みを聞いたが適当に俺に任せると、客席を掃除に出て行った。

作業台をアルコール拭きし、はかりとバットを用意しもう1度手を洗った。
さて、作業を始めるかと思ったとき、掃除に行ったはずのたけるが戻ってきた。

「掃除はまた後でいいや。俺も一緒に整形するよ。」

たけるの仕込んだパテを75グラムずつ計量し、空気抜きを始めた。
その間たけるは俺の作業をじっと見ていた。

「よし。これなら俺も出来るかもしれない。」
小さい声でたけるはそう言った。
確かにそう言った様に聞こえたが、言葉の意味は分からない。

たけるは、パテにそっと手を伸ばし空気抜きを始めた。
1回1回確かめる様に両手でパテのキャッチボールで空気抜き。
たけるは、丁寧にやっているのかたけるのそれはすごく遅く感じた。
ずっとイタリアンの俺はこの行程の仕込みをする事があまりないから分からないが、何かたけるの空気抜きに違和感を感じた。

スピードが遅いのかぎこちないのかは分からない。
  1. 2009/07/11(土) 21:36:48|
  2. a novel (coffee cup)
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