Hello!!!!!! Buona tavola Tricolore ボナ タボラ トリコローレ

岐阜県大垣市にあるイタリアンベースの美味しいお食事とワインのお店です。

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第57話

第55話
第56話


昨日・昨日・昨日・・・

俺は昨日をなぞる様に思い出してみた。
すぐに、一つの出来事にぶつかった。
黒い男と黒い女と少年の3人の事だ。
でもそれがどうだと言うんだろう。
おかしな奴がいただけだ。 それと、たけるが料理出来なくなるという事が繋がる筈がない。


「なあ。大河もしかしたら、あの黒い服の女性が何かしたんじゃないか?」

「俺も同じ事を考えていたんだけど、そんなおかしな事が起きる筈がないよ。
あいつが何をしたって言うんだ。どうしたら、たけるが料理できなくなるんだよ。何のためにしたんだ。
それに前にも来たって言ってたじゃないか。その時は何もなかったんだろ。」

考えれば考えるほど混乱してきた。
たけるは、もしかしたらわざとやってるんじゃないのかそんな事も考えてしまった。
沈黙の中俺は、何を考えればいいのかも疑問になってきた。

「…」

「でも、あの人確かに記憶が消えるとかって言ってたんだ。」

「おい。たける。いいかげんにしろ!!そんな事実際起きるわけないだろ!!」

俺は思わず声を荒げてしまった。頭の整理が追いつかない。
また沈黙になり静まり返った。


その時
厨房の奥から何か音がした。
人の気配も感じる。
冷たい風が俺の前を横切った気がした。
その風は俺の「誰だ!」と言う声を塞ぎ込みかき消した。
一瞬息が出来ずもがいた。

立て直した瞬間、男2人が目の前に現れた。
立て直した瞬間なのか、まばたきした瞬間なのか
気のせいなのか、一瞬の内に目の前に現れた。
やけに耳の大きな男とやけに目の大きな男だ。

「驚かせてすまない。君たちの話を盗み聞きしていたのは事実だが、その話からするに手遅れの様だ。

君はたけるくんと言うんだね。君の推理は正しい。
とだけ言っておくよ。
私達の元仲間が君に迷惑かけたみたいだね。すまない。」

と言い消えた。
実際は消えていないのかも知れないが、俺にはそう見えた。
男達が話している間は、声を出す事も動く事も塞がれていたような感覚だった。

あいつ等は何を伝えたかったんだ?
その言葉が事実なら…いやもうそれを信じるしかないのか。

くそ。俺まで本当にどうにかなってしまいそうだ。



  1. 2009/07/26(日) 00:07:59|
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