Hello!!!!!! Buona tavola Tricolore ボナ タボラ トリコローレ

岐阜県大垣市にあるイタリアンベースの美味しいお食事とワインのお店です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

第66話

第64話
第65話

俺は、ぽむらに付いていくしかなかった。
名前だけ言い、こちらへと招いたぽむらに。

全てを支配している様で、その割にいくつかたけるにつっかかるぽむらに。
昨日もそうだった。
何かとたけるにつっかかっている。
理由は分からない。
俺の知らないたけるがそこにはあるのかもしれない。
やはりたけるが悪魔なのかも知れない。
そうであれば、せめて俺が制裁に立ち会わなくてはいけない。
なぜかそんな使命感が生まれた。


確かに見たんだ。


ぽむらが言ったコーヒーカップが逆さと。
昨日もそんな事を言っていたんだ。
何の事かは分からない。
何を示してるかも分からない。
それを指している事がどれだけ重要なのかも分からない。
もしかしたら全く意味のない事なのかも知れない。

ただ、俺は俺なりに冷静を取り戻している筈だったんだ。

それで確かに見た。


下を向いてるコーヒーカップを。
エプロンのコーヒーカップの絵柄が逆さ向いてるという事を。
そしてコーヒーがこぼれ落ち、それが何か悪魔が笑っている様に見えた。

いや、正確に言うとカウンターのガラスに映った姿がそう見えた。

俺は自分の目で見る事しか信じなかった。
俺はいつだってリアルの中で生きていた。
キリストも仏陀も興味がない。 俺のいない世界のそれも過去の者には興味がない。
もちろん宇宙人がどうとか、霊がどうとか俺は知らない。
俺が俺の目で見るまでは。

ガラスに映ったソレは何なのかは今は分からない。
ソレをどうするのかも分からない。
俺は支配者であろうぽむらの指示に従うほかない。

ぽむらが俺をこちらへと則した。

カフェの裏手の山へ向かっていた。
そういえば、たけるの畑も確かここだ。

「この辺のはずだ。」
ぽむらはそう言った。

「ポムラ無事だったか?良かった。」
昨日の黒い男が隠れる様にそこにいた。

  1. 2009/08/16(日) 00:26:47|
  2. a novel (coffee cup)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<< | ホーム | 第63話>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://count123456.blog73.fc2.com/tb.php/75-0d4e97b5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。